スポーツ時の度入り(RX)調光レンズサングラスのススメ

はじめに

この記事は、目が悪い人にはスポーツするときに(時と場合によっては)調光レンズサングラスがおすすめだよ、というお話です。
具体的な商品の紹介とかではないです。

私は近視なので(裸眼で両目とも0.1ぐらい)、日常生活やスポーツするとき不便を感じることがあります。度入りの調光レンズサングラス購入して数ヶ月たち、いろいろ試したので簡単にまとめてみました。

対象とするスポーツは、ランニング、自転車、マラソン、ウィンタースポーツです。その他の野球やテニスのように動体視力を使うスポーツや接触系の激しいスポーツは私自身滅多に経験しないので対象外です。

スポーツごとの視力矯正法

視力を矯正する方法はいくつかあります。スポーツごとにどれが適当かまとめてみました。これは私の個人的な感想です。

まず、代表的な視力矯正方法を列挙します。

1. 裸眼
そもそも裸眼で済む場合。

2. 眼鏡
普段使用するような眼鏡です。

3. コンタクトレンズ
スポーツ用のものとそうでないのがあると思います。スポーツ用のものは使用したことがありません。

4. 度入りサングラス
度入りレンズの入ったサングラスです。

5. 度入り調光レンズサングラス
本記事のトピックです。カーブの強いものと弱いものがあります。

6. 角膜屈折矯正手術(LASIK等)
まだ踏み切れていません。

冒頭で挙げたスポーツとこれらの矯正法(6を除く)の組み合わせを経験をもとに考察します。サングラスに関してはレンズの透過率が様々なので単純に比較はできませんがおおまかなものだと考えてください。調光レンズでないサングラスは日中で最適な透過率のものとし、レンズの交換もできないものとします。

ランニング

1. 裸眼
日中であれば裸眼でもぎり可能です。裸眼でレースに出たこともありますが、前方のランナーが見えなかったり長い直線で距離感覚がわからなくなったりしてなかなか不便です。知らない道を走るとしたら無理でしょう。
夜間は困難を極めます。特に街灯のない道はコントラストが限りなく0なので段差とか小さな障害物があったときに見落としてしまう可能性が高く、危険です。

2. 眼鏡
汗や振動でずり落ちるので不可です。
さらに、降雨時や霧時、水滴がレンズに付着して見にくいです。乾いた時に跡が残ります。

3. コンタクトレンズ
多量に汗をかいて目に入ると外れる経験をしてから走るときにコンタクトレンズの着用はしないようになりました。

4. 度入り(RX)サングラス
日中はOKです。夜間は不可です。

5. 度入り(RX)調光レンズサングラス
日中も夜間もOKです。ずり落ちることもありません。撥水加工のおかげで雨でも快適です。

自転車(オンロード not MTB)

1. 裸眼
危険です。

2. 眼鏡
可能ですが、晴天時の日中の路面はかなりまぶしいです。
雨の時悲惨です。

3. コンタクトレンズ (+度なしサングラス)
無難に良い感じです。
ただしヒルクライム等で多量の汗をかく場合、ラン時と同様の理由で不可です。

4. 度入り(RX)サングラス
日中はOKです。夜間は不可です。
日中でもトンネルに入った時対応できません。

5. 度入り(RX)調光レンズサングラス
日中も夜間もOK。ただしトンネルで詰みます。

登山

1. 裸眼
景色楽しめないのでよくないです。

2. 眼鏡
可能ですが、雨に濡れると嫌です。

3. コンタクトレンズ
OKです。ただし、日の出前のテント内でコンタクトレンズ装着するのが相当苦手ですので敬遠します。

4. 度入り(RX)サングラス
夜間歩かないのであれば問題ないです。
ただしサングラスのカーブがきつい場合、後述のようにかなり不便を感じます。

5. 度入り(RX)調光レンズサングラス
問題ないです。
ただしサングラスのカーブが(以下略。

ウィンタースポーツ

1. 裸眼
多分無理です。

2. 眼鏡 (+ゴーグル)
ゴーグルに入れば可能です。眼鏡対応のゴーグルなら十分可能です。
ただし、時々曇ります。あと視界が狭いです。

3. コンタクトレンズ (+ゴーグル)
OKです。

4. 度入り(RX)サングラス
風強くなければOKでしょう。

5. 度入り(RX)調光レンズサングラス
風強くなければOKでしょう。

以上を下の表にまとめます。
度入り調光レンズサングラス is オールマイティ。

1. 裸眼 2. 眼鏡 3. CL 4. RX 5. RX調光
ラン(昼) × ×
ラン(夜) × × × ×
自転車 ×
登山 ×
ウィンタースポーツ ×

私の度入り調光レンズサングラス

今年(2014年)の夏前に「zerorh+度付スポーツサングラス・キャンペーン」を利用して購入しました。
– 参考: 度付きサングラス販売キャンペーン終了のお知らせ | zerorh+
フレームカラーはホワイト×ピンクで、レンズカラーはクリアグレー調光レンズです。撥水マルチオプションを付けています。
室内では下の写真のような色です。
紫外線が弱いところではほぼ透明なので夜間における光の弱まりは感じません。

my-rx-sunglasses

クリアグレー調光レンズの透過率は75%~22%、もう一方のレンズ色と比較すると調光のrangeが透明よりですが、晴天時でも良い感じに働いてくれます。 晴天時の標高約2,500mでは下の写真のように調光します。

O

簡単なスペックです。
私が購入するとき、RXサングラスの度数とレンズの厚みの関係がどう調べてもよくわからなかったため、参考までに私の度数とレンズの厚みを記しておきます。レンズのカーブの具合や大きさで差が生じると思うので参考値です。

  • 右: -2.25、レンズの最厚部(外側)約5.0mm、最薄部(中央)約3.0mm
  • 左: -2.50、レンズの最厚部(外側)約5.5mm、最薄部(中央)約3.0mm

欠点

これまで、度入り調光レンズサングラスの良いところを書いてきましたが欠点もあります。

度入り調光レンズサングラスの欠点として、まず、価格が高いことが挙げられます。私はこれでなかなか購入に踏み切れませんでした。オークリーのもので5万円以上、それ以外のzerorh+やRUDY PROJECTなどのメーカーでも4万はすると思います。眼鏡市場とかZoffとかJINSとかが出してる安いやつは知りません。(そもそもあれらは機能として十分なのか疑問なので。買うなら眼鏡メーカーではなくサングラスメーカーのものを検討すべきです。)
しかも、調光機能の寿命が3年程だと言われているので、なかなかコストは高いと思います。
これが、単なる経年劣化によるものなのか、これまで受けた紫外線総量等によるものなのか知りませんが、例えば、6万円のサングラスを購入し、年間100日で3年間、合計300日使用するとすると、1日あたり200円と計算されます。

別の欠点として、レンズのカーブがきつい場合、問題が生じます。これは特に登山において現象が顕著に現れます。
サングラスのカーブがきつい場合、下方向の距離感が狂います。具体的には物体が目線の下にあればあるほど実際よりも近くに存在するように感じます
登山のとき、登りでは問題は生じません。
下りのとき、最悪です。特に大きな段差があると、下の地面が近くに錯覚しますので、逆を言えば実際の地面が想像よりも遠くにあるように感じます。これによって、街中の階段でたまに起こるもう階段が終了かと思って一歩踏み出したら実はもう一段あってガクッってなる現象が頻繁に生じます。慣れれば多少ましになりますが、結構きついです。

おわりに

いろいろ思ったことを書きましたが、全体的に度入り調光レンズサングラスを買ってとても満足しててとても快適なので、おすすめですよ。

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