本記事では、最近スピソルに投稿されたルービックキューブ目隠し練習用補助ツールを2つ取り上げて紹介します。
「Letter Pair Generator」と「ScramBLD」を紹介します。
そもそも目隠しプレイってどうやってやるかとかは以下のサイトらへんを参考にしてください。
最近、スピソルのフォーラム (speedsolving.com) を定期的にチェックするようにしています。 具体的にはRSSで新規スレを取得してFeedlyで見ています。
特にソフトウェア板では、面白そうなツールがよく投稿されます。 以前の記事「Web上でルービックキューブをアニメーションする CSS/javascript まとめ」を第1弾ということにして、今回の記事は第2弾、今後自分が気になったツールを不定期で紹介していこうと思います。
今回は、ルービックキューブ目隠し練習用補助ツールである「Letter Pair Generator」と「ScramBLD」を紹介して、所感を述べます。 どちらも本記事公開日の数日以内にスピソル投稿されています。
「Letter Pair Generator」はキューブを記憶するときの文字列(レターペア)をランダムに生成してくれます。
ツールURL | http://tobip.ch/letter_pair_generator/ |
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スピソルURL | https://www.speedsolving.com/forum/showthread.php?52959-BLD-Letter-Pair-Generator |
作者 | Tobias Peter (2014PETE03) |
スピソル投稿日 | 2015-04-25 |
オープンソース? | No |
ライセンス | 記載なし |
エッジ、コーナーそれぞれのランダム文字列を表示し、ユーザはその文字列を記憶しタイプすることで正解か不正解かを確かめます。 単純に文字列記憶の反復的練習には有効であると思います。
しかし、現状の欠点としていくつか挙げられます。
以上の点は、競技者依存であるため(レターの割り当て順、バッファの位置、レターのアルファベットかその他か等)いい感じのコンフィギュレーションができれば便利なツールとなりるうと感じました。
「ScramBLD」はツール内でスクランブルされたキューブを生成し、それを解くための記憶文字列を出力します。 さらにその上、それを解くための手順(3-cycle、または、M2 + Old Pochmann)を出力します。 Letter Pair Generator の上位互換ツールと捉えることができます。
ツールURL | http://di-mare.com/scrambld/ |
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スピソルURL | https://www.speedsolving.com/forum/showthread.php?52985-BLD-execution-trainer |
作者 | Alejandro Di Mare (2011MARE02) |
スピソル投稿日 | 2015-04-26 |
オープンソース? | No |
ライセンス | 記載なし |
このツールもレターはアルファベット固定である点とフェイスレットに対する文字が固定である点という、Letter Pair Generator と同様の問題点を抱えています。 このくらいの問題であればブックマークレットをサクッと作成すれば解決しそうです。
以上、Letter Pair Generator と ScramBLD を紹介しました。 また何か面白そうなツールが投稿されたら紹介します。